死ぬ前に、パリ暮らし

ワーホリでパリに滞在中。パリで暮らすための下調べと、パリの情報など

【無事です】11月13日 パリの同時多発テロ

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昨日の夜21時頃から、パリで同時多発テロが起きました。(写真は今回のテロに関係ありません。)

私はその時間、とある本を読み終わったあと少しうたた寝をしていたのですが、0時半頃に目が覚めると、友達や家族何人かから連絡がきており、そのときに初めて事件があったことを知りました。

「パリで事件が起こったみたいだけど大丈夫?」というような内容の連絡が多かったので、最初は何か事故とか殺人事件があったのかな?と思って調べていると、銃撃、自爆というワードが出てきて、テロが起きたんだ、と分かりました。
フランスに長く住む知人からも連絡をもらい、非常事態宣言が出ていることも知り、その人から教えてもらったフランスのニュースサイトをgoogle翻訳で訳しながら情報を集めました。
BBCや日本のメディアでも情報収集をしましたが、やはりフランスのニュースサイトが一番情報が早かったように思います。
タイムライン形式で、新しいニュースが入ったらどんどん更新されていくのも見やすかったです。(これはBBCもそうですが)

www.lefigaro.fr

tempsreel.nouvelobs.com

 


あとは、やはりTwitterの存在が大きかったです。情報が錯綜している部分もあると思うんですが、情報の早さと量はダントツだったと思います。
(テレビは家になくて、フランスのテレビはネットでも配信されているんですが、1時間でデータ通信量が1Gくらいいってしまうので見ませんでした。)
こちらのツイートのリンク先で今回のテロの報道写真がまとめてあります。(※亡くなった方の写真もあるので、ご注意ください)


朝日新聞さんのヨーロッパ駐在中の記者さんたちのTwitterアカウントも、いろいろな背景を知った上で事件について報じていたり、各国の反応などをツイートしたりして、普通のニュースとは違う切り口の情報を得ることができました。

twitter.com

twitter.com

死者数は最初18人とかだったのが、ニュースを見るたびにどんどん数が増えていっていくのが怖かったです。
事件が起こった場所は10区と11区にあるBataclan(バタクラン)というコンサート会場や複数のレストランと、Stade de France(スタドゥ ドゥ フランス)というサッカー競技場。
Stade de Franceはパリのシャルルドゴール空港からパリ市内にバスやタクシーで向かうときに見た事があるので、あそこか…と思いました。
一番被害の大きかった、コンサート会場Bataclan周辺に関しては行った事がなかったのですが、近くのRepubulic広場は何度か通った事があるし、バスティーユ広場からも近いので、本当にパリの中心であんなことが起きたんだ、と思いました。

私の家は16区の端っこなので、現場からはだいぶ離れているのですが、ヘリコプターの音や、救急車のサイレンが3時くらいまで断続的に聞こえてきました。
結局いろいろ調べたり、友人と連絡を取っていたりして、寝たのは朝5時です。(うたた寝してたので眠くなかった、というのもありますが)
今は土曜日の午前中ですが、今日はパリの美術館や図書館などの公共施設や、マルシェはすべてお休みになっています。
メトロに関しても、現場近くの駅は封鎖されているようです。
不必要な外出はしないように、とのお達しが出ているようなので、今週末は引きこもっていようかなぁと思います。

それにしても、金曜日の夜って休日前なので、やはりパリでも飲食店やバーがにぎわっているんですよね。
お酒を飲みながら楽しい時間を過ごしている中で、突如あんなことが起きてしまい、亡くなられた方は本当に無念だったと思います…。
その場に居た方は、本当に怖かっただろうなと思います。
私もたまたま昨日は家にいたけど、そこに居た可能性は十分あったわけですよね。
コンサートも、もし私のすごく好きなミュージシャンだったら行っていたかもしれないし。(Perfumeもコンサートをしたことのある会場だったようです。)
人ごとじゃないなぁと思います。

今回のテロ、ISIS(イスラム国)の犯行なのかしばらく分かりませんでしたが、ちょうどさっきオランド大統領が「ISISによる犯行だ」という声明を出したようですね。
(少し前にもISIS犯行説のニュースがあったのですが、あまり大きく取り上げられず、本当なのか微妙かも、と思っていました。)


渡仏に際して、ISISの存在は脅威に感じていて、テロ起きる可能性は十分あるよな、と思っていたのですが、でも心のどこかで楽観視していた部分もあったので、本当に起こってしまうとは…という心境です。

自分では気をつけようがない部分かもしれませんが、気を引き締めて生活したいと思います。

 

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