死ぬ前に、パリ暮らし

ワーホリでパリに滞在中。パリで暮らすための下調べと、パリの情報など

パリのメトロで音楽を聴く

パリでメトロに乗っていると、突然アコーディオン奏者さんが現れる・・・映画のような1シーンですが、これはかなり日常的であるということがわかりました。
 

パリでメトロやRER(電車の種類です)に乗ると、3回に一回は音楽の演奏者さんと出くわしました。(たまたま多すぎたのかな?)

また、駅の改札内の通路でも、音楽を奏でる方々にたくさん遭遇しました。
アコーディオンの人もいれば、クラリネットの人、はたまたラジカセを持ち込んで歌を披露する人など、演奏方法は多様です!!

 

私は見たことありませんが、なんと木琴を持ち込んでる人もいるのだとか。
こんな重くて大きい楽器をよくここまで持ってきたね!って時点でちょっと感動しそうです。笑
その人の本気度がうかがえますね。
 
曲も、アンデス音楽もあればシャンソンもあるし、ロシア民謡もあれば現代のポップな音楽もあります。
そしてもちろん、上手い人もいれば下手な人もいます。
 
メトロや駅構内で音楽を演奏するには、許可証が必要らしく、メトロで演奏しているのはその許可証を得た公式のミュージシャンだそうです。
なので、誰でも演奏できるわけでは無いんですね!
フランスの知人によると、半分は許可証を得たミュージシャンで、半分は許可証を持っていない物乞いに近い人だとも言っていましたが・・・!
 
その許可証を発行しているのは、なんとパリ市交通公団!
パリのメトロや電車、バスなどの公共交通機関の運営を行う団体です。
年に2回オーディションがあり、2000組以上のミュージシャンの応募があるのだとか。
合格するのはそのうちの1〜2割のようで、かなり狭き門のようですね。
上手くない人は許可証を持ってないのかもしれません。
 
演奏に出くわした乗客たちの反応といえば、これもさまざま。
ワオ!と言って写真を撮りつつ、ノリノリで聞く人もいれば、迷惑そうな顔をしてそっぽ向く人もいたり。
演奏が終わったら、演奏者さんはお金を入れてもらう紙コップをもって客席をまわるのですが、それに対する反応も人によりました。
笑顔でNonと言ってる人もいたし、気前よく入れてる人もいたり、まるっきり無視!な人もいたり。
自分が気に入ったら、楽しかったら、お金を出す、という感じでした。
私は、学生の頃パリに行った時は音楽聴いたんだから入れなきゃいけないかな〜と思って、ほぼ毎回お金を入れてましたが、昨年行った時は半々くらいだったかな?
 
一番おおお!ってなったのは、出会ったのはメトロじゃないんだけどロシア音楽(ロシアじゃないかも?とにかく東欧な雰囲気でした)を演奏する10人くらいのグループです。
ロシアの音楽がまず新鮮だったのと、音が重厚なのに曲調は軽やかで、それがなんだかわくわくしました。
グループ名がわからないんだけど、また出会えるといいなぁ。
 
メトロに乗ってると、いつも何に出会うかわからない!ってのが楽しいと思います。
今度はどんな音楽に出会えるのか楽しみです。
おすすめのミュージシャンさんがいたら、ぜひ教えてくださいね。
 
メトロのミュージシャンについてもっと知りたい方は、この辺の記事も面白いかも!(外部のサイトです)



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