死ぬ前に、パリ暮らし

ワーホリでパリに滞在中。パリで暮らすための下調べと、パリの情報など

ルーヴル美術館のイケメン絵画 15選

ルーヴルの年間パスをゲットしました!!・・・といっても取ったのはパリに着いてすぐで、報告がだいぶ遅くなってしまいました。
26〜29歳の人だと、35ユーロで1年間ルーヴル美術館に入り放題!なので、長期滞在をする人で美術好きな人には超オススメです!
入会も、ピラミッド下のホールの奥にある事務所で、用紙に記入して、身分証明書を見せて、写真をその場で取ってもらうだけで、10分くらいで発行してもらえました。
詳しくはこちらへどうぞ♪


せっかく年間パスを取ったので、いろんな作品をこのブログで紹介できたらなぁと思いまして。
第1回目のテーマはタイトル通り、「イケメン」でございますです!!!
このテーマを胸に、先日ルーヴル内の絵画を全てチェックして来ました。
「イケメンかどうか」というフィルターで作品を見るというのはこれまでになかったので、とても新鮮でした。笑
そもそもイケメンって主観的な話ですし、この記事で私の趣味趣向が丸裸になってしまう気もするのですが、ちゃんと「イケメン」が揃ったんじゃないかと思います!

それではどうぞ!!

1.レオナルド・ダ・ヴィンチの洗礼者ヨハネ

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はい!いきなりメジャーどころですね。
モナリザの部屋の前のグランドギャラリーという広い廊下に、ダヴィンチの絵画が5枚並んでいる場所があるのですが、その中の1枚。
久しぶりに見ると、鳥肌が立ちました。個人的には、ダヴィンチの絵の中で一番好きです。
こちらはキリストの洗礼を行った洗礼者ヨハネ。
絵画の題材としてよくある「サロメ」(女の人が男の人の首を持っている絵)の首も、このヨハネらしいです。(サロメは戯曲なので、実際にそういうシーンがあったわけではありません。)
このミステリアスな笑みがかっこいいです。
場所:ドゥノン翼 2階 5番

2.若い彫刻師の肖像画

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BRONZINO(ブロンジーノ)という16世紀の画家さんの絵です。
端正で凛々しいイケメンですね!
彫刻家の肖像画ですが、モデルが誰かは分かっていないとのこと。
場所:ドゥノン翼 2階 8番

 

3.ドラクロワによるショパンの肖像画

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民衆を導く自由の女神」で有名な、ドラクロワによるショパンの肖像画!
シュリー翼の3階に、ドラクロワの絵がたくさんある部屋があるのですが、そこにおられました。
ショパンのピアノ曲が好きなんですが、こんなお顔だったのですね〜。
繊細そうで影のある感じが素敵ですね!
場所:シュリー翼 3階 63番

4.ドラクロワの自画像

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今度は、ドラクロワによるドラクロワの自画像です。有名な作品ですよね。
渋くてかっこいいです。
こちらも上のショパンと同じ部屋にありました!
場所:シュリー翼 3階 63番

5.アトリエにいる画家の肖像画

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あ、これはもうあれですね、自分がイケメンだってこと分かっているパターンですね。
こんなポーズが決まる人はなかなかいないでしょう。
作者は分かっていませんが、ジェリコー(「メデュース号の筏」という絵で有名)の工房の人が描いたようです。
場所:シュリー翼 3階 62番

6.帝国軍の騎兵隊の指揮官

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こちらは、前の絵で紹介したジェリコーによる騎兵隊の指揮官の絵。
顔は分かりませんが、出で立ちがかっこいいな!と思いまして。
馬もイケメンです。
場所:シュリー翼 3階 62番

7.オーギュスト・フランソワの肖像画

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 ちょっと個性的な髪型のこの殿方。目がすごく奇麗だったので・・・!
オーギュスト・フランソワさん(推定)は、画家かつ海軍の指揮官だそうな。
作者は、あの背中フェチで有名なドミニク・アングルです!
場所:シュリー翼 3階 60番

8.アルコル橋のナポレオン

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Antoine Jean Gros(アントワーヌ・ジャン=グロ)作のナポレオン。
世界史好き、ナポレオン好きの人は見たことがあるかもしれませんね!
私も一度ナポレオンを絵に描いたことがあり、ネットで調べているときに見て知っていました。
そもそもナポレオンはそんなにイケメンでは無かったと言われていますが、この絵は結構かっこ良く描かれているんじゃないかなと思います。
場所:シュリー翼 3階 54番

9.三角帽子をかぶった少年

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はい!お次は美少年さんです!笑 
これは満場一致でイケメンなのではないでしょうか。
イケメンという安っぽい言葉で済ましてしまうにはもったいないくらいですね。
美しいです!
Hubert Drouais(ユベール・ドルエ)という18世紀の画家さんの作品です。
この三角帽子はトリコーンといって、はやっていた当時は軍人だけじゃなく民間人もかぶっていたそうな。
場所:シュリー翼 3階 47番

10.若き製図工

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 美少年が続きます!こちらはもっと繊細な雰囲気の少年ですね。
18世紀の画家、シャルダンの作品です。
シャルダンは個人的には静物画が好きなんですが、人物画もいいですね!
こちらも三角帽子をかぶってますね〜。 
場所:シュリー翼 3階 39番

11.若き製図工

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ん?また若き製図工?と思われたかもしれませんが、私のミスではなく、この絵も同じく「若き製図工」というタイトルなのです!
先ほどの製図工とは正反対のタイプの少年ですね。
勝手にドヤ顔少年と呼ぶことにします。
近所の女の子から人気がありそうです。
18世紀後半の画家Nicolas Bernard Lepicie(ニコラ・ベルナール・レピシエ)の作品。
場所:シュリー翼 3階 C

12.パウルス・ヴァン・バレンシュタイン

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美少年が続いたあとは、おじさまでございます。
オランダのハーレムという町の法律家さんだそうな。
ちょい悪オヤジって感じですね!!貫禄があってかっこよかったです。
17世紀のFrans Hals(フランス・ハルス)という画家さんの作品。
場所:リシュリュー翼 3階 28番

13.パラティンの王子シャルル・ルイ1世とその弟ルパート

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なんか昔の少女漫画に出てきそうな人たちがいました!!とくに髪型!
ドイツでの戦争に向かう直前の王子さまたちだそうです。麗しいですね。
イギリスの王様チャールズ1世の甥でもあったそうな。
17世紀の画家Anthony van DYCK(アンソニー・ヴァン・ダイク
)の作品です。
場所:リシュリュー翼 3階 26番

14.ガチョウを抱える少年

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この子、ハリーポッターに出てくるロンにめっちゃ似てませんか?!
見た瞬間、「ロンじゃん!」となりました。
ロン好きの人は、おおお!ってなるかなぁと思いまして・・・。
ちなみに、私はハリーポッターの登場人物ではルーピン先生が好きです。笑
17世紀の画家Jacob Gerritz Cuyp(ヤコブ・ゲルリッツ・カイプと読むのかな?)の作品です。
場所:リシュリュー翼 3階 30番

15.若き画家

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最後はこちらの少年です。
顔は見えませんが、横顔の雰囲気からして絶対かっこいいと思うんです!
レンブラントのライバルでもあったらしい、17世紀のオランダの画家Jan Lievens(ヤン・リーヴェンス)の作品です。 
場所:リシュリュー翼 3階 32番

 

皆さんはどのイケメンが好きでしたか?
人気投票などは無いのであしからず。笑

美術館って、知らない作品に出会ってわぁ〜!とか、なんだコレ!って体験をするのもすごく楽しいですが、知ってる作品に出会って「あ!これ知ってる!」ってなるのも楽しいと思うんです。
なので、美術館に行く前に、知っている作品を増やすときっと美術館巡りがもっと楽しくなると思います!
ルーヴルに行った際は、ぜひこちらのイケメンsを探してみてくださいね〜!

これらの絵がある場所は、各絵の下に記してあるので、こちらの館内見取り図を参考にしてください。
赤くなっている部分が絵画のゾーンですよ!

また、何かのテーマでルーヴルの作品をご紹介できたらと思います♪

 

blog.ufufuya.com

 


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